ゴルフ仲間

ゴルフクラブの選び方を、
このサイトで正しくマスターしましょう。
ゴルフプレーが楽しくなります。

体型・身長別のクラブの選び方

ここでは、体型別にゴルフクラブを選ぶポイントを説明します。特に、女性ゴルファーやジュニア用の場合については、別途説明します。

ゴルフクラブを選ぶポイントのひとつとして挙げられるのは、体格にマッチしたクラブを選ぶ事の重要性です。

まず、身長とクラブの長さを比例させて選ぶ必要はあまりありません。ゴルフクラブに関しては一般常識と少し違うかもしれませんね。

テレビ等でゴルフトーナメントの中継を見ていて分かるかと思いますが、身長差はあってもクラブの長さはほとんど同じ位だと言う事に気付くことでしょう。

ゴルフクラブ 初心者や中上級者といったゴルフ歴にも関係なく、ドライバーならば長さは44~45インチ位が良いでしょうし、5番アイアン位なら長さは38インチ位が一般的に使われる長さだと考えましょう。

実は、体格差が影響するポイントとしてライ角を合わせると言う事がすごく大切になります。

ライ角とはゴルフクラブをスコアラインが水平になるようにして地面に置いたときに、水平な地面とシャフトとが作り出す角度の意味です。

ライ角はまずボールを打つ様にクラブを構えて調べます。

そしてヘッドの先端部分が5ミリ程度浮くような感じのクラブを選べば一番だと思います。

この「ライ角」を基準にしてクラブを選ぶ様にしてみると身長などの体格・体型には関係なくアドレスがやりやすくなるでしょう。

そうすると不思議とゴルフスイングも上手く出来てスコアも良くなるケースが多いようです。

一例として5番アイアンを考えて見ます。一般男性の場合は、ライ角を基準にして考えてみると、身長が170センチ以下の場合、ライ角60度前後のクラブが最適です。

175センチ程度の場合には61度前後がおススメです。

180センチ以上のケースですと62度前後の方がお勧めです。

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このようにライ角を基準にしてクラブ選定してみてはどうでしょうか?

それから、アイアンのシャフトの素材についても説明しておきましょう。

アイアンのシャフトですが、カーボンだったりスチールだったりと様々なものがあります。

しかし、初心者の場合にはスチール素材の方が適しているのではないかと思います。その理由は、初心者の場合、重みがあった方がクラブを振りやすいからです。身体をきちんと使ってゴルフスイングがうまく出来ると思います。

身長とゴルフクラブの長さ

2メートル近い長身のゴルファーが、全て番手を少し長くして調整することがあっても何の問題もありません。

しかし、背が低いをの理由にして、クラブを短くする行為はおススメできるものではありません。こうすれば絶対に飛距離が落ちるからです。

ジュニア用のゴルフクラブに限って言えば、筋力が未発達で身体の成長過程ということで軽く短いスペックに設計されています。

しかし、成人男性になると標準的な長さのゴルフクラブでなければ、必要なヘッドスピードが出せなくなるでしょう。

身長が低いからといい理由で、長いクラブでミート率が落ちる心配はありません。スイングプレーンはフラットの傾向が強まりますが、アークのサイズまでダウンさせる必要は全くありません。

プロゴルファーに至っては、自分より大柄の選手に飛距離で後れを取らないように、スチールシャフトのまま1インチ長くしたドライバーを使っていた例もあるくらいです。

ゴルフクラブを選ぶ ゴルフクラブを身長に最適化する手段は、基本は長さではなくライ角の問題です。それも、実際にはそれほど大きく変える必要はありません。

身長が低いゴルファーは腕も短く、背の高い人はその逆です。そのため、地面から手元までの長さは身長の差よりも縮まって、それはアドレスの手元の位置も同様になるからです。

更に、ドライバーに限ってしまうと、多少アップライトでもロフトが少ない関係で、ボールの捕まり具合が良くなる程度で大きな問題にはならないでしょう。無理にフラットに修正する必要はそれほど高くありません。

ちなみに、スイングプレーンがフラットになるに従って打球が上がりにくく、低弾道になる傾向がみられます。

地面から直接打つ番手に関しては、ロフトが大きめのモデルや球の上がりやすいクラブヘッドを選ぶといいでしょう。

また、ドライバーもアッパー軌道で打てない場合や、女性や高齢者のように体力に自信がないプレーヤーは、ロフトの大きいクラブヘッドを選べば容易に飛ばせるようになります。

パターと身長の関係

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パターを選ぶ場合に関しては、一般的に33~35インチ位の長さとなるでしょう。

中でも、比較的小柄な方はその範囲で短いものを選んだ方が使いやすいと言う傾向は多少あるでしょう。身長の高い人はその逆になるわけです。

今、使っているパタークラブが、果たして自分に最適な長さなのだろうかを再確認してみましょう。

ドライバーやアイアンなどパター以外のゴルフクラブの場合、試打はもちろんのこと、スイングや打球のデータを参考にして、それでゴルフクラブを選べるだけの状況に恵まれつつあります。

しかし、身長に見合った長さまで調整可能なケースはまだまだ多くはありません。それ以前に、プレーヤー側がそこまで注意を向けていなのが現実かもしれません。

これはパターの場合にも当てはまります。ドライバーであればシャフトの選択肢が多いですし、アイアンの場合であればセット購入が多いことでしょう。

しかし、パターは単体で購入することが多いゴルフクラブです。その気持ちさえあれば長さを調整することは比較的容易だと言えるでしょう。

まして全てのホールで必ず使用するクラブですから、絶対に長さを合わせておくべきクラブだと言えるでしょう。

では、具体的に最適な長さを割り出すべきかと言えば、身長も含めてパターは構えの個性が出やすいことも注意する必要があります。

アドレスの仕方やグリップ方式も人それぞれであり、そこに体型や腕の長さがの要素も加わるので、なかなか簡単には割り出せない点もあるでしょう。

このあたりに関しては、パター選びのポイントのページも参考にしてみてください。

子供向けの場合

子供向けのゴルフクラブを用意するには、当然身長も考慮すべきですが成長が著しい時期のお子さんの場合、なかなか用意するのが難しいところがあるでしょう。子ども向けゴルフクラブのページが参考になるかもしれません。

女性ゴルファーの場合

ゴルフというスポーツは性別を問わず人を夢中にさせてくれる面があります。素晴らしい結果を残してくれるようなゴルフクラブに巡り合いたいと言う気持ちは誰もが持っていることでしょう。

女性ゴルファーの場合は男性よりも身長で劣るケースが多いでしょう。パワフルなゴルフスイングはなかなかできない面があることは確かです。

私の知り合いの女性の中にも身長が160センチに満たないゴルファーがいます。ドライバーの飛距離も短いです。200ヤードに届かないと話していました。

年齢もお世辞にも若いとは言えない方です。既に年金生活に入っているくらいですから。それでも、いつもおしゃれしていてしょぼくれたところなどどこにもありません。

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そんな彼女でもハンディキャップは12です。

シングルプレーヤーも目前と言ったところですが、飛距離で負けていても方向性に優れたゴルフスイングができているとアマチュアゴルファーとしては十分にゴルフプレーを楽しめると言う好例ではないでしょうか。

ゴルフ仲間の男性たちもしばしば痛い目に合っていると耳にしました。

飛距離の出せるゴルフクラブを選びたいのはもちろんでしょうが、正確なショットができる長さのゴルフクラブを選びさえすれば満足のいく結果が待っていることでしょう。

女性ゴルファーこそ自分にマッチしたクラブを選び

最近は、女性でもゴルフクラブ選びに熱心な方が増えてきたようです。

レディースのクラブは軽く柔らかいL(レディースのL)かA(アベレージのA)シャフトを装着したモデルがほとんどです。

大会に出場してプレーを楽しんでいるようなアスリートの女性は、皆男性用のゴルフクラブを使うしか選択肢がなかったのが実状です。

これは全てのゴルファーの中で女性が占める割合がおよそ7%という層の薄さが少なからず関連しています。

メーカーにとってはレディースクラブのバリェーションを増やしたくても増やすことが難しいという現状が影響してきました。

けれども、ここ数年のうちメーカーから発売されているレディースブランドのラインナップは大幅に増えて、レディース用でもRシャフトが加えられたり、シャフトメーカーから供給されるカスタム用シャフトも軽量のラインナップが増えています。

こうしたことは、女性のゴルフクラブ選びの選択肢が増えてきたことだと思って良いでしょう。

女性こそゴルフクラブ選びに慎重になるべきだという意見もよく耳にします。正確には、ゴルフ工房などでアドバイスを受けて自分にマッチしたクラブを使うことで、より楽しくゴルフができるようになるのでしょう。

今までが選択肢が余りにも少な過ぎたという面は確かにありますが、ゴルフプレーの楽しさを感じ始めた頃にゴルフクラブの選択肢が少ないせいで上達の妨げになっていたとも言えるでしょう。

女性の場合は、ゴルフの本当の楽しさに触れられていないという状況が知らず知らずのうちに出来上がってしまっていたのではないでしょうか。

男性と比較して女性は筋力と言う面では不利な立場にあります。市販されているレディース用のクラブは、そこを踏まえたうえで非力な人でも容易く振れるようにするために軽く設計されています。

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また、少しでもクラブヘッドの走りを増加させようとシャフトを柔らかく設計してあるのが大きな特徴だと言えるでしょう。

しかしクラブを振るという動きに慣れてきた段階では、この軽さや柔らかさが自分には合わないという女性ゴルファーも出てきているとも言えるでしょう。

男性は、最初からシャフトの重さや柔らかさをある程度は選ぶことも可能でしょうが、女性の場合にはほとんど選択肢が残されていません。

もちろん、個人によってバワーの違いが存在しますし、ゴルフスイングにも個性はあります。

ゴルフクラブを効果的に活用できるレベルに達した女性の場合は、上級者用のレディースのモデルがほとんどないので、結局は男性用に作られたモデルを選択しか方法がないのです。

男性用のモデルは、スペックの幅は広く数多くのラインナップがありますから、女性でも十分使用可能なモデルを見つけることは不可能ではありません。

しかし、どれが自分に最適なのか調べるには、最後は試打するしか方法が残されていないので、自分で見つけ出すにはそれなりの苦労がつきまといます。

クラブの長さに注意する

その他の問題点としては、クラブの長さが挙げられます。

ここではドライバーの長さに的を絞って説明しますが、女性は男性と比べて小柄な方が多く、男性用のモデルをそのまま使おうとすると長さに無理が生じます。

例えていえば、男性が長尺モデルを使用しているのと同じ状況に陥るわけです。

近年の男性用のモデルは長くなっている傾向が特に強まっているため、なおさら女性が使いこなすためには技術が要求されます。

つまり、かなり練習を積まなければ使いこなせません。

それに長尺が合うタイプと合わないタイプがあるのは女性にも言えることで、長尺が合わない方はミート率が下がり、飛距離も伸び悩むという結果が待ち受けているのです。

この状況では、ある程度技術が上達してもクラブに起因するミスが誘発されて、それ以上の上達が期待できないということも十分予想されるでしょう。

ドライバーに限らず、14本の全てのゴルフクラブを自分のスイングや体格に最適化されたものを使うことで、ミスは減らすことが可能です。

だからこそ、現状では選択肢が少ない女性ゴルファーには専門家のアドバイスを受けていただき、自分に合ったクラブを見つけて使って欲しいと言えるのです。

身の丈に合ったプレー

日本人には昔から「身の丈に合った」生き方をしなさいという考え方があります。身の丈とは身長のことですね。すなわち、自分に合った無理のない生き方ということになるのでしょうか。

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ゴルフの場合、誰もが同等にプレーできるようにハンディキャップ(HC)というものがあります。

これがあるお陰で上級者でも初心者でも勝負が成り立つスポーツなのです。

もちろん、少しでもHCを小さくしてゴルフ上達したいと言う気持ちは誰もが持っていることでしょう。

そのためのゴルフクラブ選びでもあるわけです。

しかし、今日この日に先輩や仲間とプレーを楽しむと言う意味ではこのHCを有効に利用することも大切なことではないでしょうか。

自分に最適なゴルフクラブというものは流動的であることを意識してください。

プレーの上達と共に使用するゴルフクラブも変わってきて当然のことです。

将来もずっと同じゴルフクラブを使用してプレーすべきものではないことを最後に付け加えておきましょう。


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