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中級者のゴルフクラブ選びとアイアン

中級者と一口に言っても、いったいどの程度の技術レベルのゴルファーを意味するのかははっきりと決まっているわけではありません。

今回は、アイアンの選び方を含めて調子の良い時で80台。不調の時でも95くらいまでにスコアを収められてラウンドできる人を中級者としてお話します。

中級者のゴルフクラブ選びでも、クラブの性能に頼ってミスショットを減らすことやボールのつかまりをクラブに頼る点など、ゴルフクラブに手助けをしてもらうことは初級者のゴルフクラブ選びと同様です。

ゴルフクラブに手助けをしてもらう

ゴルフクラブ 更に、なるべくストレートに近い球筋を得たいと考えるのは共通しますが、中級者のゴルファーが80切りレベルを目指すためには、よりゴルフスイングを上達させるためのクラブ選びをする必要があります。

もちろん、アイアンクラブもこの原則に従うことになります。

具体的には、次の3点をクリアするクラブを選びましょう。
1.プロも使うツアーモデル(プロモデル)ほどはミスヒットにシビアに反応しない。
2.アベレージ向けと呼ばれるデカヘッドになったモデルよはネック軸回りの慣性モーメントが小さいクラブ。
3.目標としては、必要なときには意図的にボール曲げられるコントロールの操作性を兼ね備えているモデルで。

ドライバーとアイアン

ドライバーを選ぶならヘッドの投影面積は極端に大きくしたタイプではなく、やや小ぶりに見えて操作性が高いドライバーを選びましょう。

操作性の観点から見ると、長尺仕様はお勧めできません。45インチか、長くても45・5インチまでのドライバーを選ぶと良いでしょう。

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現在使用しているクラブより小さく見えるヘッドを選んでしまうと、最初少し頼りなく見えて不安を覚えるるかもしれませんが、じきにこのサイズに慣れてくるので心配は無用です。

最近のゴルフクラブの傾向として、ツアーモデルとアベレージゴルファー向けモデルのちょうど中間に位置付けされたタイブのゴルフクラブが増えてきています。

そのため、そうしたモデルの中から選択するのが良いと思います。

ドライバーの外観で、一番大きな差が形状かもしれません。

たとえば、ノータススーパーチタン54は217㏄のサイズなのに、ゴールドウィンのCNCミルドXXは容量が255㏄ですが、投影面積は72でほぼ違いはありません。

ヘッド容量の差がたとえ30㏄以上もあるのにどうして見た目は変わらないのかと感じる人もいるでしょう。

その訳は、ノータススーパーは薄く平たい形状なのに対して、CNCミルドXXはそれよりの厚く製造されているからです。

投影面積の大きさ

投影面積が大きいということでどんな効果が生じるのかを考えてみましょう。

まず、最初は心理的効果の違いです。構えた時にヘッドが大きい方が、ミスショットが少なくなるような気になります。

とりわけ当たるかどうかを運を天に任せるような初心者には効果があるでしょう。

その上、ヘッドが大きく感じられるなら、シャフトは短い気がしてきます。45インチでも44インチさほど変わらないと思えます。

ゴルフクラブを選ぶ つまり、投影面積が大きい程振りやすさや振り抜きのいいイメージが持てるのです。

当然、メンタル以外の実質的な機能面でも大きな効果が生じます。

薄く平べったい形状は、シャローフェースになるということです。

つまり、ヘッドの重心位置が下がって、ボールはより上がりやすくなるでしょう。また、外観が大きい場合は、トウ側に長く伸びているか、横が長くなっているかのどちらかでしょう。

すると、シャフトから重心までの距離か、フェースから重心までの距離かのどちらが増していることになるので、飛距離は安定する傾向が強くなります。

しかし、ヘッドスピードが速いゴルファーにとっては、シャローフェースのゴルフクラブではボールが吹き上がってしまう危険もあることは覚えていましょう。

このように、ドライバーを選ぶ上で投影面積はひとつの判断基準と考えても良いでしょう。

ただし、注意が必要なのは、数年前と比較して、現在の大型ヘッドドライバーのほとんどは、ボールが十分に上がりやすく、ボールのつかまりも良くなっています。

270㏄以上のヘッドではどうしても受け入れられないゴルファー、とくにボールが高く上がるゴルフクラブがほしい人の場合は、数多くの要望を満たすひとつに応える方法として、投影面積での比較するのもありだということです。

中級者のアイアンクラブならば

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中級者のアイアンクラブならば、5番アイアンでロフト角が25~26度、ヘッドはミッドサイズになったモデルが中級者レベルのゴルファーには最適かと思います。

中級者以上のアイアンクラブに関しては、番手間の飛距離差は10~15ヤードに設定するのが一般的です。

どんなに狭いグリーンでも、縦の距離は15ヤードぐらいあります。

ここで15ヤード以内の飛距離差であれば、風などの影響の距離の読み違えといった類のミスを除けば、多少のオーバーやショートでも、ピンから大きく外れる危険性は低くなります。

番手間の距離の差は、ヘッドスピードが速い人ほど大きくなる傾向があります。中級者とも言える一般的なゴルファーの場合、10~12ヤード幅ぐらいに収まります。

その上、ショートアイアンになるほど距離差はしっかりしてきて、ロングアイアンになるほど差が開きにくくなるという傾向も見られます。これは、ロフトの影響によるものでロフトが立つほど高さとキャリーが出なくなるためです。

番手間の飛距離差が10ヤード未満になった場合は問題があります。

こうなると、少し芯を外したショットをしただけで、1番手短いものとの飛距離差がほとんどなくなったり、ひどい場合は逆転してしまうことも考えられます。

中級者でもアイアンクラブを使用するシーンでは、ほとんどが地面にあるボールを打つものですから、常にナイスショットが出やすい環境ではありません。

まずまずの当たりでどれだけの飛距離が出るかが実戦では大きな影響を持ちます。

そのことも含め、番手間の差がつかないと感じるなら、他のゴルフクラブ(ユーティリティやショートウッド)ヘの交換を検討すべきかもしれません。

以前は、こうした問題が発生する番手は3、4番アイアンでした。しかし、近年の飛ぶアイアンの出現で、5番アイアンでもその可能性が高まりました。

ゴルフクラブを選ぶ ロフト角が24~26°あるとは言え、長さは37.5~38インチ程度となると、やはりヘッドスピード的にキャリーを出すのが難しいアイアンクラブだといえます。

特に、ディスタンス系の低スピンボールを使用した場合には、飛ばしたい状況でもスピンでボールが浮かないため、着地が早くなります。

ランが出る状況でなければ逆にショートする結果になる可能性も高いのです。

番手間の飛距離差をしっかりと確保するクラブセッティングを考える場合、ロフトを立てることは意味がありません。

ロフトで差をつけたい場合は、ショートアイアンを寝かすことです。

ですが、それもショートアイアンでのことで、5番では、ヘッドスピードを上げることで差をつけることを検討した方がよいでしょう。

具体的には、シャフトを少し伸ばすとそれが実現できます。ゴルフクラブの中でも、アイアンセットの選択はかなり気を遣う部分だといえるでしょう。

中級者がショートアイアンでもボールが上がりにくいなら

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この場合にゴルフスイングではなく、ゴルフクラブ側から対処しようとする場合、ボールの上がらない原因は、シャフトの硬さと重さに関係していると考えられます。

つまり、インパクトゾーンでゴルフクラブヘッドが走らず、必要なヘッドスピードを確保できないためにボールが上がらないからとも考えられるわけです。

これはショートアイアンでも同じことと言えるのです。

また、アプローチショットでもヘッドの重さを感じられるような、シャフトの硬さや総重量、重さのバランスが最適化されていれば、柔らかいヘッドの動きが実現できます。

これで、ガツンとは打たなくなるようなゴルフスイングができるでしょう。そのためにはシャフトを今より軽くて柔らかいものに替えるのが中級者にはいちばん効果があります。

しかし、ドライバーが重めのものを使用しているのであるなら、シャフトを柔らかくするだけでも十分効果が期待できます。

軽く柔らかければ、フルスイングしなくても、飛距離、方向性ともに向上するでしょう。

アイアンは本来、ティグラウンドは別としてフルショットして目いっぱい振るタイプのゴルフクラブではないことを思い出しましょう。

練習場でフルショットしてやっと打てるレベルのゴルフクラブを選ぶことは避けた方が良いのです。

低スピンのモデル

ドライバーで言えば低スピンのモデルを選びたくなるのが中級者レベルのゴルファーの特徴かもしれません。

スライスの連発という人には扱いにくいかもしれませんが、例えばキャロウェイのXRドライバーなどは最適のゴルフクラブかもしれません。

ゴルフクラブを選ぶ タイトリストで言えば915 D2などもやさしさを兼ね備えたドライバーとして人気が高いようです。

どんなクラブを選ぶにしても、最近は調整機能付きのドライバーが幅を利かせています。上記の2本のドライバーもそれに相当します。

それが嫌だというのであれば、フックフェースでミスヒットに強いゼクシオエイトといった選択肢も考えられるでしょう。

中級者のフェアウェイウッド

フェアウェイウッドはシャフトが長くヘッドがどちらかと言えば小さ目ということで中級レベルのゴルファーの中には敬遠気味だという人が少なくなかったように思えます。

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しかし、近年の傾向として中級者でも使いやすいモデルがどんどん増えてきているようです。

中級者でも低重心タイプでボールのつかまりが良いモデルを選択すれば高弾道で飛距離も出せるものを視野に入れて探す時期になってきていると言えるでしょう。

具体的には、ブリジストンのツアーステージ系やキャロウェイのX HOTシリーズが該当するのではないでしょうか。


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ゴルフクラブ,選び方,中級者,アイアン,ドライバー

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