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雨の日のプレーと長尺ドライバー

雨の日に行うゴルフプレーはドライバーのスコアラインに注意する必要があります。スコアラインとはクラブのフェース面に刻まれている溝を意味します。

雨が降ってくるような空模様の日にはゴルフはキャンセルするという人は例外ですが、競技ゴルファーやコンペに参加するといった場合などでは、雨天でもプレーすることがあるでしょう。

お天気の悪い日には、ドライバーのフェース面にある溝を意味するスコアラインに十分注意する必要があります。スコアラインの役割は、クラブフェースとボールとの間に入ってしまった水分を逃がしてやるという役割があります。

ゴルフクラブによってはこの溝が入っていないタイプもありますから、雨天の対策として溝が入ったドライバーを選ぶかどうかは慎重に検討する必要があります。

スコアラインが仮にクラブフェースにない場合は、ボールとフェースの間に入った水が影響してボールにバックスピンがうまくかからなくなります。結果的に、ボールがドロップして極端に飛距離が出なかったりします。

球筋がフック系の人は、ボールが右に飛び出してしまったまま左側に戻ってこずに、そのままスライスしてしまうというような信じられないボールの動きが起きることが知られています。

ゴルフクラブ 市販されているドライバーの中には、フェース面の中央部分付近に溝が刻まれていないデザインのタイプになったモデルがよく見られるものです。

このようなモデルを使用すれば、雨で濡れた路面の上で、溝がなくなったつるつるのタイヤを履いた自動車で走行するのと同じ状態となり非常にリスキーな状況です。

ゴルフクラブを選ぶ 悪天候でもゴルフプレーをする可能性があるというゴルファーは、ドライバーを選ぶ場合にはヘッドの形状や重さ、シャフトの長さだけではなく、スコアラインがどうなっているのかを気にしながらゴルフクラブ選びをしてください。

但し、スコアラインが入っていることのデメリットもあることは確かです。問題になるのは高反発のドライバーです。

高反発系のドライバーは肉厚をできるだけ薄くしていますから、溝が入っているとフェース面に割れが起きることも過去には問題になっています。

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付け加えておきますと、お天気の良い日であれば溝があってもなくてもドライバーでは弾道やスピン量に与える影響は小さいものになります。これは、ロフト角が小さいことに起因しています。

ウェッジのようなゴルフクラブとは違いますから、その点は大きな問題にはならないと言われています。

ドライバーの場合、ヘッドスピードがそれほど速くなくて、それと同時にボールが上がりにくいタイプのゴルファーは飛距離がなかなか出ないでしょう。

尚、溝の体積とエッジの形状に関しては2010年からいわゆる「溝規制」と呼ばれる新ルールが適用されていますが、ドライバーとパターはこの規制の対象外ですから問題はないでしょう。

長尺ドライバーを試してみる?

こうしたタイプのゴルファーには、長さがもたらす効果でヘッドスピードが上げられる人気の高い長尺ドライバーは試してみるだけの価値があるゴルフクラブだと言えるでしょう。

ところが、長尺ドライバーに替えたはじめのうちは、従来よりも飛距離が出るようになって喜んでいても、いつの間にか元の飛距離に戻ることもあります。

それどころか、長尺ドライバーに持ち替える前より飛距離が伸びなくなってしまったと悩んでいるゴルファーも結構います。

長尺ドライバーの伸び悩みの原因

こうした飛距離の伸び悩みの原因はミスショットをできるだけ避けようとするためにゴルフスイングが小さくなってしまうことが考えられます。

長尺ドライバーでは一度大きなミスショットをしてしまうと、その長さが災いして遠くに飛ばそうという意識よリボールに正確に当てようという意識の方が強く働いてしまうことがあります。

この場合、手だけのゴルフスイングになってしまってほとんどクラブを振らなくなるという傾向がよく見られます。

長尺ドライバーの場合はクラブ慣性モーメントが大きくて振りにくいのが特徴です。

さらに装着されているヘッドの重量が非常に軽く反発性能が悪い傾向があるせいで、しっかりと振り切るようにしなければ長さがもたらす効果が全然出てこないクラブと言えるのです。

長尺ドライバーに替えたら思いっきりスイングするというのが飛距離を伸ばすための鉄則と言えるでしょう。

ボールに当てにいくゴルフをしてしまえば、たとえ長尺モデルを使用したとしても飛距離は伸びません。

長尺ドライバーの流れ

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ドライバーの長さは、20年ほど前には42・5インチが一般的でした。10年数前からここ3~4年前までは43インチになってきて、現在の主流は44~45インチでしょう。

昔に比べて何と2・5インチも伸びています。いくらその時代の流行とはいえ、確かに43インチのゴルフクラブを使っていた人が長尺ゴルフクラブに交換しようとした場合、不安を感じることでしょう。

しかも、身長が低い人は、なおさらそう感じるでしょう。とは言え、160センチくらいの身長の人でも、44~45インチの長尺ドライバーは、ほとんど使いこなせるはずです。むしろ効果的だと言う意見もあります。

元来、背の低い人は高い人よりもスイングの円弧が小さくなり、その分ヘッドスピードが出ないのが一般的でした。

けれども、ゴルフクラブを長くすることで、自然にゴルフスイングがフラットになるため身長差の影響は小さくなり、シャフトのしなりなどの特性を生かしてボールをヒットするスイングになる傾向が強まります。

自分に合ったゴルフクラブを使ってシャフトさえしならせることが叶うなら、背丈が低くても、ヘッドが走り、ヘッドスピードを増すことは不可能な話ではありません。

ただし、背の高さに無関係に長尺ドライバーの場合、ボールから遠くなるせいで、ミート率が悪くなるというデメリットがあることは確かです。

しかし、これは現在の長尺化の流れがゴルフクラブのヘッドの大型化と並行して進んでいることを考慮すれば大きな問題にはなりません。つまり、大型ヘッドはスウィートエリアが拡大していることで、ミート率の低下を十分カバーしているからです。

さらに考えておきたいのは、アイアンとの長さのマッチングです。

通常、ドライバーが45インチの長さとすれば、3番アイアンは38・5~39インチというのがリミットと考えましょう。

背が低い理由で38インチのアイアンを使っていた人が、45・5インチのドライバーを使用しようとした場合、ドライバーとアイアンのスイングプレーンの違いが大きくなるために、シャフトのたわみなどの影響でタイミングの取り方に問題が生じる可能性があるので注意しましょう。

また、ドライバーの長さの定義に関しては注意する必要があります。

パーシモンヘッドの頃はゴルフクラブの長さはヒールからグリップまでの長さを意味していました。

しかし、クラブヘッドの形状が多様化してきたことで、その基準はかならずしも一つではなくなりました。

つまり、あるゴルフクラブはソールのセンターからの長さなのに、べつのゴルフクラブはヒールからの長さで表示されています。測る基準が統一されていませんから、実際に同じ長さの表示で1インチ違うことも考えられます。

これはユーザーにとっては非常にわかりにく話です。本来、ゴルフクラブの長さはボールのヒッティングポイントからどれくらいの長さにあるかということが大切なことです。そのため、ゴルフクラブの長さの基準を、フェースセンターからと考えて確認するようにしましょう。

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