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ゴルフクラブの種類とクラブ選び

初級ゴルファーにとってはゴルフクラブの種類がどれくらいあるか尋ねられても答えるのに苦労すかもしれません。

ゴルフクラブと一口でまとめて言っても、形状もサイズも違うクラブが一つのセットと考えられます。

クラブセットの中には、ドライバー、ウェアウェイウッド、ユーティリティー、アイアン、ウェッジ、パターなどが入っています。

ウッドやアイアンはクラブの種類ごとにそれぞれが番号を振られていて、形なども異なってきます。

ゴルフクラブの種類とクラブ選びについて

クラブセットとして一般に販売されているものはその中の10本ぐらいのものです。当然、人によっては最初からもっと多くのゴルフクラブを持っている人もいるでしょうが、本数が多いからといってスコアがよいとは限りません。

ゴルフクラブを選ぶ どのようなシチュエーションでどのゴルフクラブを選択するかは、プレーヤーの自由です。けれども、一般的なセオリーを考えてみると、自然と選択するゴルフクラブの種類は決まってくるものです。

それぞれのホールで最初のティーショットで使うのは飛距離の出るドライバーが普通です。場合によってはフェアウェイウッドを使用するケースもあります。

ドライバーの次に、飛距離が出るのはフェアウェイウッドですがクラブセットの中にショートウッドを加えたりユーティリティ―を加えているのが昨今ではプロでも一般的になっています。

こうしたゴルフクラブをクラブセッティングに加え始めた理由としては、アイアンのストロングロフト化が関係しています。

ロングアイアンは敬遠される傾向が増えてきているのもこうした事情と関連していると言えるのではないでしょうか。

更には、ウェッジ類の本数を増やす傾向もあります。これもストロングロフト化の影響と考えて間違いないでしょう。

クラブセットとしてのバランスをとる

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数多くのゴルフクラブを使用するわけですから、全体的なバランスをしっかりと考慮する必要があります。

ひとつは。重量のバランスです。ゴルフクラブの場合、長さが短くなるにつれて重量は増えていくような構成にするのが一般的です。

ドライバーの重さが決まったら、それに準じて各クラブの重さを決めていくというのが一般的な流れでしょうか。

セット販売されているゴルフクラブに関しては、こうした点は考慮されているものが一般的です。

さらに、各ゴルフクラブごとにバランスという指標もあります。「スイングウェイト」という別名で呼ばれています。

ゴルフクラブのカタログを見る際にはスペックの項目にこの指標が示されていることが多いので目にする機会も多いでしょう。

バランスはクラブの振りやすさとある程度関連はありますが、実際の感覚とは必ずしも一致しないこともあります。

とは言っても、余り極端にバランスの違うゴルフクラブが混じっていると使いにくいと感じることも出てくることも事実です。

MOIという概念も昨今は注目を浴びてきています。これは、慣性モーメントというものですが自分に合った数値の範囲がどのくらいか把握しておいた方がゴルフクラブを選ぶ際にはプラスになるでしょう。

ゴルフショップによっては、MOIの測定が難しいところが多いのですが商品には表示されているところもありますから参考にすると良いでしょう。

慣性モーメントが必ずしも絶対条件とは言えないと感じているゴルファーもいることは事実ですが、カスタムメイドのゴルフクラブを揃えるという人の中にはこの指標を重視しているケースが多いようです。

パワーにマッチしたゴルフクラブ

ゴルフクラブ また、自分の体格・体力やパワーにマッチしたゴルフクラブを選ぶことも重要です。

レディース向けやシニア向けのゴルフクラブが販売されているのは、パワーでは劣る女性でも使いやすいゴルフクラブと言うものがあるからです。

ゴルフクラブを選ぶ時にはクラブ全体の重さが自分にあっているかと共にヘッドの部分の重さも考慮しなければなりません。

ヘッドが重いクラブは、スイングした時にスピードは出ません。そのため、細かく狙う場面で活用されます。

また、シャフトの長さに関してもゴルフクラブを選ぶ時の大切な要素です。自分の身長にマッチしたシャフトを選ぶことが必要になります。

初心者の場合に、よく知り合いなどからゴルフクラブを譲ってもらうことがあるかもしれません。

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しかし、自分に合ったクラブを使用すると言う点から評価するとあまりお勧めできる手段ではありませんね。

ゴルフクラブのセッティングを考える際には、ゴルフクラブの重量マッチング、ヘッドの重心マッチングを最適化する必要があります。

重量に関しては、自宅にある500gまでを測れる計量器で自分でチェックすることができるでしょう。

しかし、ヘッドのネック軸回りの慣性モーメントは非常に特殊な計測方法となるので、クラブメーカーに質問するか、実測値が掲載された雑誌などを参考にして、その特徴をつかむことになるでしょう。

ロフトのマッチング

更に、意外と押さえておきたいポイントなのがロフト角の最適化です。

ロフト角はゴルフクラブの飛距離に大きな影響を与えますが、今使っているゴルフクラブのロフトが本当は何度なのかわかっていないケースが多いようです。

ドライバーの場合、ロフト角はソール面に10度とか11度と書かれているのが普通です。これは「表示ロフト」と呼ばれる数字です。

ヘッドを設計する時点で表示するのを何度とするかを決めていて、どちらかといえば品番に近い意味しかありません。

ゴルファーとって重要になるのは、実際のロフトであり「リアルロフト」と呼ばれる角度が何度になっているかという点です。

リアルロフトとはフェース面の角度が0度、すなわちスクエアフェースの時に、シャフトとフェースの間にできる角度のことです。

ドライバーでは、アスリートモデルなど上級者向けモデルでは表示ロフトとリアルロフトとの差はそれほど大きくありません。

しかし、一般に広く流通するアベレージゴルファー向けのゴルフクラブになるとその差は広がってきます。

一例をあげると、アスリートモデルの9.5度表示ではリアルロフトは10度くらいと比較的近い数字なのが、アベレージゴルファー向けモデルの9.5度のロフト表示では11度くらいのリアルロフトに広がっています。

また、10.5度ロフト表示では12~12.5度、11.5度表示では最低でも13.5度くらいになっているのがアベレージ向けの標準的な数字です。

キャロウェイのERCホットを見てみると、10度のロフト表示モデルで、実際のリアルロフトが13度とその差が大きな設計になっています。

実はドライバーの多くは、表記された口フト角と実際のロフト角が合っていないクラブが多いということ説明してきました。

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最近ではロフトを自分で調整可能な弾道調整機能、いわゆるカチャカチャが付いたドライバーが販売されているため、数値通りのロフトが付いたクラブもあります。

しかし、接着タイプのドライバーはいまだにこの傾向が残っていますぜこのようなことになっている理由についても説明しておきましょう。

そもそもの話としては、見栄っ張りアマチュアゴルファーによるドライバークラブに対する評価なのです。

自分の使いこなせるスペックよりも難しいロフトの少ないクラブを購入しておいて、打ち出し角がうまく作れないために飛距離が出ないのは当然です。

それにもかかわらず「あのドライバーは上がらないから飛ばない」といった評価が出てきてしまいます。

そうなればそのドライバーは売れなくなくなってしまうため、クラブメーカーはそのゴルファーの見栄を予め予想してクラブを作るようになり、実際の表示より多くのロフトをクラブに付けるようになったという顛末です。

フェアウェイウッドのロフト

また、フェアウェイウッドでは、以前は3番、4番、5番という単純なセッティングが基本でした。

しかし、最近では3、4、5、7、9、11など番手が増える傾向があり、さらにその番手のロフトを微妙に調整したゴルフクラブまで販売されています。

フェアウェイウッドでは、一般的にはアスリートモデルとアベレージゴルフアー向けモデルとにロフト角の差はほとんどありません。

その上、基本的には表示ロフトとリアルロフトの関係にも違いはない状況です。そのため、15度表示の3Wはプロモデルでもアベレージゴルファー向けモデルでもリアルロフトは15度のままです。

フェアウェイウッドのロフト角は昔から変化しておらず、パーシモンヘッドの時代から3番は15度、4番は18度、5番は21度という数字が守られています。


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ゴルフクラブ,選び方,種類,クラブセット,ヘッド,シャフト


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