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ゴルフクラブの選び方を、
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ゴルフプレーが楽しくなります。

FWとUTの本数

FWとUTのゴルフクラブ選びで本数は何本にすべきかという問題が出てきます。

本質的にこの点に関しては自分自身で答えを出すしか方法はありません。使用するシチュエーションやニーズが、個人個人で違ってくるからです。

ごく普通のアマチュアゴルファーにしてみれば150~200ヤードの距離の打ち分けが現実的に意識できるようになったのは、FW(フェアウェイウッド)とUT(ユーティリティ)が進化したためだと言えるでしょう。

ロングアイアンに全てを託すしかなかった昔は「とりあえずボールに当たってほしい、できればグリーン近くに少しでも寄ってくれ」というイメージのゴルファーがほとんどだったのではないでしょうか。

ある程度の当たりでもキャリーとランの計算がうまく立たずに、ほんのわずかでも当たり損なうと大ショートになってしまうロングアイアンでは乗せる、寄せるといったイメージすら持てなかったでしょう。

そのため、真剣に番手選びを考えるということも少なくなりがちです。

例えシングルプレーヤーのレベルでも、まずは当たることを祈ってロングアイアンで打つか、比較的ミスが出にくい4番ウッドあたりを短く握って合わせておこうという具合だったでしょう。

ゴルフクラブ そこから先は、次のアプローチショットで何とかカバーするという感じのコース攻略になっていたはずです。

これが自分のプレーの限界だとあきらめたいたシーンもたくさんあったことでしょう。

しかし。ここ何年かで9番や11番といったショートウッドの認知度も俄然高くなり、ユーティリティと称されるゴルフクラブの開発や進歩も目を見張るものがあります。

その恩恵として、練習量をあまり確保できないアマチュアゴルファーでも、180ヤード前後をある程度の確率を計算して乗せられるようになってきたということです。

こうしたゴルフクラブの進歩を利用できる時代だからこそ、もっと自分のプレーに対するイメージを高め目標をアップされることが可能になりました。

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6番アイアンまでは使えるというのであれば、その先は5番アイアンでいいのかどうかを検討し、さらにその先はどのゴルフクラブを選ぶべきなのか?

昔ならば、ランで転がし上げてきたやっと180ヤード前後を出していたのを、キャリーだけで見事に止めてきます。

これがスコアメイクの技術の底上げにつながっていると思います。

毎回のプレーで「この距離でグリーンに乗れば、スコアが減るのに」と感じられたホールを、150~200ヤードのエリアでいくつ思い出せるかという、その数がFWとUTの実際の本数を決める大きな決め手になります。

女子プロのゴルフクラブの選び方

たとえば、女子プロのゴルフクラブの選び方を見てみましょう。10数年ぐらい前までは、日本の女子プロでアンダーパーを安定して選手は、比較的パワーと技術が優れているごくわずかの選手でした。

日米対決で、アメリカの選手がアイアンでグリーンオンするところを、日本選手はFWで外すといったシーンが多く見られ、負けが続いていたという時代もありました。

しかし、21世紀に突入すると、若手の台頭の機運が高まりアンダーパーを出せる選手が幾人も現れてきました。

これは体力面で向上したということもあるでしょうが、やはりショートウッドとユーティリティの進化が大きな役割を果たしているのだと思います。

ゴルフクラブを選ぶ アマチュアゴルファーは、こうした観点に立つと女子プロのクラブセッティングを参考にするのも悪くないでしょう。ただし、シャフトなどの細かなスペックは再検討する必要があります。

たとえヘッドスピードや飛距離が似ていたとしも、筋力、とりわけ握力が男性と女性ではまるで違います。女子プロのシャフトのままでスイングすると、男子アマは大フックが止まらなくなるリスクが隠れています。

現在の日本の女子プロは、ストロングロフト設計の飛び系のアイアンを6番まで入れ、FWやユーティリティを5本くらいも入れていることは珍しくありません。

飛び系アイアンが使いやすいのは、ロフトがある7番ぐらいまでが実質的な限界なので、飛距離とボールの止まり具合のバランスを考慮した頭脳的なセッティングではないでしょうか。

ホームコースでの長いパー3やパー4のセカンドショットを思い浮かべ、何ヤード打てたらスコアをキープしやすいのかを考えて、その距離や弾道イメージを浮かべられるようであれば、それにあった番手やヘッド形状、スペックは具体的なものになります。

こうしたシーンで思い通りのゴルフスイングができるようになれば、これまでとは全く違ったゴルフの面白さというものが実感できるのではないでしょうか。真剣に取り組むだけの価値は十分にあるわけです。

ゴルフクラブを選ぶ 14本のクラブセッティングに関しては今の時代にカギになるのは、こうしたロングアイアンの代用の対策とストロングロフト化に適応するウェッジ類の選び方と言えるのではないでしょうか。

9番ウッドとUTの3番のどちらをとるか

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この場合は、180~190ヤードの範囲を狙えるゴルフクラブで迷っているケースでしょう。

技術レベルはそこそこあって、どちらを選んでもミスが増える心配をする必要はなく、とりたてて問題はない場合を考えましょう。

この場合は、改めて番手選びの基本に立ち返る必要があります。

つまり、「使用する場面」の意識が問題点を明確にします。目標までの距離だけに目を向けるのではなく、具体的なシチュエーションでのシミユレートが必要になってきます。

ボールの置かれているライ、風向きと強さ、ガードバンカーの配置の有無やグリーンの形状、打ち上げゴールか打ち下ろしかといった項目に関する状況をどう設定るするかです。

こういった複数のポイントを、自分1人だけで思い浮かべることは意外に大変です。

慣れないうちは、レッスンプロや上級者と話し合いながら思い返していくのが良いでしょう。

そうしていると「夏は向かい風だが、初冬は追い風に変わってくる」「梅雨の時期は、雨の翌日でも湿ったしたライになり、飛ばないケースが多い」といったそれまで見えてこなかった条件がわかったりもします。

こういった様々な条件を勘案してどちらを選ぶのかきめる必要があります。ロフトが大きく、重心角が大きい9番ウッドの特性は「ボールが上がりやすく、捕まりがいいけれども、左へのミスが増える」という点があります。

反面、ユーティリティの3番ならロフトも重心角もある程度あり「中弾道で、左へ飛びにくいけれど、右へのミスが増える」という特性を比較した上で、必ずどちらか一方を選ぶことになります。

ゴルフクラブ 非常に大雑把ですが一般的なイメージとしては、ショートウッドはウェッジに近い使い勝手、UTはロングアイアンに近い使い勝手をイメージするとわかりやすいかもしれません。

つまり、ボールのつかまりやすさ、上がりやすさ、ラフでの当たり負けしにくいなど、具体的なが想像しやすくなるでしょう。

それでも、ホールごとにどちらも必要で絞り込めないのであれば、2本とも入れる方法もあるでしょう。使用するゴルファーが納得できれば構いません。確実に190ヤード以下で抑えたい場合はUT、180ヤード以上は飛ばしたい場合はFWといった使い分けも間違いではありません。

FWを2本入れる

FWを2本入れるとしたら、できるだけロフトの差がつくように揃えたほうがいいでしょう。

たとえば、スプーン(3番)とバッフィ(4番)という組み合わせでは、アベレージクラスには飛距離的にもあまり重要な役割を果たせません。

スプーンを持つなら、もう1本はクリーク(5番)にするというセッティングが良いでしょう。最近の傾向として、ゴルフクラブのメーカーからは7番ウッドも発売されています。

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しかし、その多くがロフト角はおよそ24度で6番ウッドに相当するものです。

飛距離から考えるとに十分3番ウッドの代役を果たせますし、もちろんラフなどのライの状況でもロングアイアンより打ちやすいので応用範囲の広いゴルフクラブと言えるでしょう。

うまく打てないゴルフクラブやうまく使いこなせないゴルフクラブをわざわざ持ち歩く必要はありません。アイアンは3番からという既成概念はもう過去のものです。

ロングアイアンが苦手なゴルファーにとっては7番ウッドをゴルフクラブのセッティングに加える方法も、スコアメークには効果的な手段になると思います。

FWでも多くの人注目しているのは低スピンで飛ぶ飛距離重視のモデルでしょう。もちろん、中古市場では「飛ぶ」と話題になっているFWの人気が高い状態は続いています。

なぜ飛ぶのかと言う理由は「飛ぶ」とされているドライバーと同じ理屈です。

クラブヘッドの重心位置をフェース面寄りにして、浅くて低い設計にすることでボールのバックスピン量を少なくして飛距離を稼ぐというものです。

代表的なモデルとしては、キャロウェイのXホットやX2ホット系、テーラーメイドのロケットボールズ系などがそれに相当するでしょう。

ただし、飛ぶモデルはどれもが優れているかというと、そう単純ではない部分もあることは確かです。

ボールのバックスピン量を減らすということはボールが上がりにくくなることにもつながり、結果的にボールをつかまえきれずに右方向に飛びやすくなるということもあります。

また、ボールが上がりきらないために満足のいく飛距離が得られなくなったりすることもあるでしょう。

特に口フ卜角が少ないスプーンではそうしたリスクが高いのでゴルフクラブ選びは慎重にすべきでしょう。

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ゴルフクラブ,ユーティリティー,タイプ,フェアウェイウッド

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