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アイアンクラブの種類

ゴルフクラブを購入する前段階としてアイアンの種類についてきちんと理解しておいた方がよいと思いますので、ここで説明してみたいと思います。

ゴルフクラブを購入する時に、ウッド(特にドライバー)と、アイアンの違いと言うのを明確に理解できているでしょうか。

形状が両者では違うのは当然ですが、クラブが持つ意味合いとしてはウッドは飛距離を出す事を一番の目的としています。

反対にアイアンは方向性重視でコントロールを目的としているクラブです。飛距離はそれなりに出れば良いのです。この点が大きく違うのではないかと思います。

アイアンクラブの種類について

ゴルフクラブ アイアンは元来ヘッドの部分の材料がメタル素材で出来ていました。そのため「アイアン」と呼ばれているのです。しかし最近ではチタンを使ったり、軟鉄製複合構造の設計だったりとかなり進化を遂げてきています。

ゴルフクラブを選ぶ クラブの長さを比較するとウッドと比べてみると短く作られています。形状も板状で薄く作られ、三角錐のようなヘッド形状をしています。ウッドの丸みがあるヘッドとはまったく印象が違いますね。

アイアンクラブの種類は多い

アイアンクラブの目的は正確なコントロール性を要求する事です。

そのため、種類も1~9番と本数も多くあって番手ごとに飛距離を変える事が出来ます。

更にバンカーで使用するサンドウェッジ(SW)、グリーン周りで使用するアプローチウェッジ(AW)、グリーンへ寄せるロブウェッジ(LW)などといった具合に種類もたくさんあります。

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アイアンの番手の見方としては、数字が小さい程飛距離が出る様な設計構造になっています。

あまり距離を出さずに上に上げたい時には番手が大きいクラブを選ぶのが正解というわけです。

アイアンクラブのスイングレッスンとしては、7番アイアンで練習することを勧めるところが多いように感じます。

また近年はシャフトの素材としてカーボンで出来たクラブに人気が集まっています。

しかし、未だに根強くスチールのシャフトを好んで使う人も多く見うけられます。

以上のような特性を良く活かして、自分に最適なアイアンを選ぶのが良いと思います。

アイアンクラブの一番大切な役割は、先ほど述べたように飛距離の打ち分けをすることです。

コースヘ出たら、できるだけ何も意識せずにフルスイングで狙った距離を打てることができれば、マネジメントはかなり楽になります。

ゴルフスイングを調整して、距離を合わせようと試みるシーンが増えるほどメンタル的にも疲れが出てしまい、ミスショットを誘発する危険性も増加するでしょう。

ゴルフスイングを調整するとは、振り幅を加減したりボールのセット位置やグリップの握りの長さなどをフルスイングのときとは違ったものにすることです。

ヘッドスピードにもよって当然飛距離は違ってきますが、アイアンというゴルフクラブは番手が変わるごとに、クラブの長さで半インチ、ロフト角で3~5度の差で順番に並んでいます。

そのおかげで、10~15ヤードずつの飛距離差を打ち分けることができることが可能です。

こうしたごこがアイアンのゴルフクラブの役割の基本と言えるのですが、日本では「短い番手でより遠くまで飛ばしたい」「同じ距離を出すのなら、他人よりも長い番手は持ちたくない」という気持ちを抱く人が多いようです。

そこで、日本のクラブメーカーは、そういったユザーのニーズに応えるべく、どんどん「飛ぶアイアンクラブ」の開発に力を注いでいるのです。

「飛ぶアイアンクラブ」を生み出す流れとしては、まず「ストロングロフト化」で、長さを変えずにロフトを立てていくことから始まります。

最初は2度程度のものでしたが、そこからどんどん立っていき、20数年前は44度あったはずの9番アイアンのロフト角が、38度というものも普通になりました。

これによって、ロングアイアンのロフトが立ちすぎて打てなくなる心配が当然生まれますが、近年はユーティリティとショートウッドの使用に置き換える対策のせいで3、4番アイアンはアイアンのゴルフクラブセットからも外されています。

すなわち、5番アイアンから打てればそれで済むので、ストロングロフト化の波はまだ続くのでしょうか。

当然の話ですが、ロフトを立てるだけでは打球が上がらないゴルフクラブになるので、ヘッドを低重心化し、シャフトも軽量化して半インチ程度は長く伸ばす工夫をしています。

ロフトを立てて長さを伸ばしていくと、実は1番手違うレベルにもなるわけです。つまり単純にゴルフクラブの番手の数字を書き換えているのに等しい行為のようにも思えます。 しかし、それでも「飛ぶアイアン」は相変わらずよく売れているようです。

アイアンをキャビティタイプに

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アイアンをキャビティタイプに替えたら、これまでフック系の球筋だったのがストレートになり右にすっぽ抜けるようになったという人もいるかもしれません。

本来インサイド・アウトのスイング軌道でフック系のボールを打てていた場合、オーバーサイズのキャビティアイアンに替えた際にこうしたことがよくあります。

この原因に関してゴルフクラブの面から専門的に説明すれば、今まで使用していたアイアンの重心距離とオーバーサイズキャビティの重心距離の違いということになります。

つまりは従来のタイミングのままスイングしていて、ヘッドが返りきらないうちにインパクトを迎えているという状態なのです。

アイアンを選ぶ場合には、現在使っているものと極端にヘッドサイズの違うものを選ぶのは避けて、馴染みやすい程度に差を小さくして、たとえばミットサイズのアイアンヘッドを選ぶといった工夫が役に立つこともあります。

また、シャフトには多少硬めのものを選ぶことで、インパクトでのトウダウンの割合が減少して、右へ飛び出すことも減ってくるでしょう。

アイアンをデカヘッドのキャビティにした途端、弾道が低くなりかえって飛距離が落ちた上にミスが増えたと言う人もいます。

キャビティアイアンは他よりもやさしい。そのオーバーサイズはスイートエリアが増えてもっとやさしいと考える人も少なくないでしょう。

もちろん、昔のマッスルバックのアイアンと比較すれば、やさしくなったことは確かでしょう。けれども、オーバーサイズキャビティにすると、トウ&ヒールの方向ばかりではなく、上下方向にもサイズが広がります。

そのせいで、地面に置かれたボールに対しては、重心位置が高くなっているとなることも事実です。そのせいで、弾道が低くなり、アベレージゴルファーのヘッドスピードでは飛距離も落ちることになります。

上がらないボールを無理に上げようとしてスイングすれば、当然ミスも多くなるわけです。

オーバーサイズのゴルフクラブでも、重心位置を考慮してトップラインの肉厚を薄くしてソールを厚くするデザインのアイアンもありますが、まずは低重心の球の上がりやすいキャビティを選ぶほうが良いかもしれません。

超ストロングロフト化

近年では、アイアンクラブの超ストロングロフト化したものも出回っています。アイアンの本来の目的であるコントロール性重視というものではなく、とにかく飛ばすことを大切に考えるという人が多いのが人気の理由でしょう。

従来のストロングロフトでは5Iで24度ほどだったのに比べて23度とその度合いを強めたアイアンもあるわけです。

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具体的には、テーラーメイドの「スピードブレード アイアン」やキャロウェイの「X2 ホット アイアン」などがそれに当たるものでしょう。

とにかく「飛ぶ」ことは確かなようです。

スコアメイクよりもエンジョイすることをゴルフというスポーツに求める人が増えてきているのかもしれません。一概にこれが悪いとは言えませんし、そうした立場でゴルフプレーを楽しんでも良いのかもしれません。


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ゴルフクラブ,選び方,アイアン,チタン,軟鉄製複合構造,カーボンシャフト


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